『十穀らーめん』ができるまで
~生産者・つくり手・支える人たちのリレー~
『十穀らーめん』は、私たちマムクレインが大切にしている「やさしい循環」をカタチにした代表的な商品です。
おいしさや調理の手軽さだけでなく、その背景にある人や想いまで含めて届けたい。そんな考えのもと、商品づくりを行っています。
この一杯が完成するまでには、原材料を育てる生産者、加工を担う製造元、そして梱包作業を行う福祉事業所など、多くの人たちの手が関わっています。
それぞれの現場で丁寧に積み重ねられた仕事が、ひとつの商品として結実しています。
本記事では、『十穀らーめん』がどのような工程を経て生まれているのか、
その背景にある人や現場、そして想いをご紹介します。


ドライベジタブル製造という工程
収穫された野菜は、ドライベジタブル化の工程へと引き継がれます。
乾燥加工によって保存性を高めながら、素材本来の旨みを引き出すため、温度や時間は細かく調整されています。
大量生産ではなく、素材の状態を見極めながら行われる加工。
手間のかかる工程ですが、そのひとつひとつが『十穀らーめん』の味と品質を支えています。




梱包を担う、B型支援事業所の皆さん
完成した麺や具材は、B型就労支援事業所の皆さんの手によって、一つひとつ丁寧に梱包されます。
正確さと清潔さが求められる作業ですが、日々安定した品質で対応されています。
「仕事として関われることが励みになる」
そんな声も聞かれ、商品づくりを通じた就労支援のかたちが、自然に根付いています。




一杯の向こう側にあるもの、そしてこれから
『十穀らーめん』は、単なる食品ではありません。
畑から食卓まで、地域の中で人と人がつながり、役割を分かち合うことで生まれた商品です。
マムクレインは、これからも生産者や製造元、福祉事業所と連携しながら、
環境にも人にもやさしい「食の循環」を育んでいきます。
現在、その取り組みをさらに広げる新商品の開発も進行中です。
これまでのつながりを大切にしながら、新たなカタチの「おいしい循環」をお届けできるよう準備を重ねています。
どうぞ、今後の展開にもご期待ください!